HCJB 尾崎さんのスタジオ訪問! [番外編]
今年の3月に米国で開催されたSWL-Fest。 そこで JSWC の大武理事とお会いしたことがきっかけとなり、今回 HCJB の電波宣教師である尾崎一夫先生 (以下失礼して尾崎さんと呼ばせて頂きます) のアリゾナのご自宅兼スタジオを訪問する機会に恵まれました。 仕事で寄ったアリゾナ州フェニックスからレンタカーで2時間走ると尾崎さん宅のあるTucson (片仮名ではツーソンまたはツーサンと表記)という町に着きます。道中の景色がすばらしく、さすがアリゾナ!
(↑ スーパーマーケットの駐車場に迫る山々!)
尾崎さんは現在娘さんご夫婦と3人のお孫さん、そして人懐っこい2匹のワンちゃんと一緒に生活されており、とてもにぎやかなご家族です。 書斎には日本のリスナーからの寄せ書きが大切に飾られておりました。
こちらで尾崎さんは番組の編集を行うほか、週末はクヌヌラ送信所からの日本語放送が終わった直後にリスナーから送られてくるEメールをチェックされており、その日の番組の感想や受信状態はどうだったかなど (ときどき送信トラブルもあるようで) 、皆様のコメントに対しとても感謝されておりました。
当時初めて頂いたQSLカードやニュースレター「La Voz」などを今回持参していたので、それを眺めながらの短波放送談義...。 QSLカードの受信日の記録は1974年なので何と40年前! 因みに今年(2014年)はHCJB日本語放送50周年ですね。 私は新潟出身でして、1977年に新潟市で行われたBCLイベントで講演されたときのお話を伺ったり、その後スタジオでインタビュー(緊張しまくり)、さらにHCJBがReach Beyondになった経緯、そしてもちろんキリスト教についてなど、話はつきません。
↑ 40年前のカードをお見せしたところ、このデータ欄のタイプ打ちは奥様の久子様のものだとのこと (そうだったのか~)。 9.715MHzは有名な周波数で、当時山田耕嗣先生が暗証番号に使われていたそうです (これは確か有名な話でしたね)。
私は出張にはよく Perseus とループアンテナをお供させているのですが、実は今回も例外ではありません。ご迷惑とは思いつつも折角なので私の受信スタイルを披露(笑)。 尾崎さんは Perseus の実物をご覧になるのは初めてだとのことで、写真で見たときはもっと大きなものと思われていたそうです。 本当はその場でクヌヌラ送信の HCJB日本向け放送を受信してみたかったのですが残念ながらコンディション不良。 代わりに前に受信した HCJB キトー送信波の録音を聞きながら当時の思い出話を伺うことができました。開始時の民族音楽は昔から全く変わってないそうです。
実は先回のブログ記事の R. Australia と R. Verdad は尾崎さんのお宅にお邪魔しての受信でした。アンテナは影山さん設計の⊿LOOP9 を携帯仕様にしたものです。 室内だったのですがノイズレベルはとても低かったです。 やはりアリゾナは違う(?)。
11月でも夏の様な気温..でも乾燥しているので心地よい感じ。 寒いニュージャージーには戻りたくないのですが、そろっと飛行機の時間が近づきましてツーソンを後にしました。 尾崎先生、このような他愛もない壱リスナーの突然の訪問を快く受けいれてくださいまして本当にありがとうございました!
(↑ お孫さんのエミちゃんと)
尾崎先生のご自宅の訪問ですね。豊かな自然に囲まれた過ごし易い場所のようです。私も行きたいものです。
狸王さんのBBSによくお邪魔しております。
今年も宜しくお願いいたします。
by 田辺 (2015-01-03 12:11)
田辺さん、ご無沙汰しております。新年おめでとうございます。
はい、とても自然豊かな町という感じでした。ノイズも少なそうですし(笑)。 因みに今日と来週の放送は私のインタビューになります。狸王さんのBBSも実はよく拝見しております。日本は朝のアフリカがよく聞こえていいですね。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
by kei@Niigata (2015-01-03 12:36)