PBA-MLA4 ミニホイップの実験 [番外編]
現在一時帰国中で再びアンテナ実験をしています。 今回も北神電子サービス様開発のもので、PBA-MLA4 というミニホイップ。 有名なPA0RDT ミニホイップの進化版?とでも言っていいのでしょうか。こちらはトランジスタではなくICのオペアンプを使ったものです。
届いた基板に早速部品を装着!
上の写真ですが、下の基板はPA0RDTの回路をベースにした「LF-HF帯用スモール・アンテナ」(マイクロパワー研究所)です。 過去のブログでもレポートしたもので今回比較に使ってみました。 ここではPA0RDT型ミニホイップと呼ぶことにします。
以下のPerseusの受信画像はすべて PBA-MLA4 ミニホイップ → PA0RDT型ミニホイップ → AAA-1 ループ → 再びPBA-MLA4 をおよそ15秒おきに切り替えたものます。ループアンテナAAA-1を参考として比較に入れています。ただしエレメントは一周4mのループでちょっと大きいです。アンテナはすべて物置小屋の屋根裏に設置して比較しました(自宅とは別棟のため低ノイズ)。
結果1: ABC-Northern Territory 4835 kHz
結果2 Vatican Radio (French) 9660 kHz
結果3 Zanzibal BC (Swahili)11735kHz
結果4 Radio Australia 15415 kHz
結果5 HF Span
PBA-MLA4 はローバンドからハイバンドまでPA0RDT型のものよりも強く聞えます。 残念ながら長波は放送が聞かれなかったので比較していません。 まあ録画の通りミニホイップよりループアンテナの方が強いので通常の環境ではミニホイップの出番は少ないのでしょうが、私の場合唯一ミニホイップを生かせるのがモービル、特に運転中の受信です(詳細はこちらとこちら)。 早速モービル用ミニホイップの基板を PBA-MLA4 に変えました。
回路が異なるのですが、オリジナルのPA0RDTミニホイップ同様、車のエンジンをONにしてもノイズの影響を受けませんでした。
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