Top 10 DX of the Year 2018 [番外編]
昨年11月28日付けのHamlife.jpの記事を見て、ハンガリーの Top DX Radioclub が「Top 10 DX of the Year」というSWLのコンテストを開催することを知りました。ルールは12月中に異なる10カントリー(DXCCルール...今はエンティティーと呼ぶんだっけ)からの放送を短波帯で受信しそのポイントを競うものだそうです。そのポイントの計算とは送信所から受信地までの距離(Grid Square間)を送信出力で割った値を合計するといったなかなかガチなものです。たまにはこういうの面白いかなと思って参加してみました。
受信の結果はまあこんな感じでした。
AWR (Austria) 7270kHz 8934km/300kW = 30 points
Radio Akbar Mufriha (Ascension Island) 9530kHz 15750km/250kW = 63 points
VOA (Botswana) 5885kHz 13238km/100kW = 132 points
Radio Thailand 9940kHz 4039km/250kW = 16 points
Voice of Nigeria 7255kHz 12776km/250kW = 51 points
TWR Swaziland 9585kHz 13136km/100kW = 131 points
Radio Fana (Ethiopia) 6110kHz 10396km/100kW = 104 points
Radio Havana Cuba 9720kHz 12092km/100kW = 121 points
Radio Romania Int'l 7325kHz 8647km/300kW = 29 points
4KZ (Australia) 5055kHz 6130km/1kW = 6130 points
合計6776 points
良く聞こえる遠方の局、やっぱり出力が大きいんですね。4KZだけで得点を大きく稼ぐということになりました。低出力局をいかに狙うかがポイントのようです。昔みたいに北米や南米が沢山聞こえると良かったんですけどね。
申請書をメールで送ってしばらくするとクラブから連絡があり、「Radio Akhbar Mufrihaの送信所はAscension IslandではなくてUAE」との知らせ。えっそんなはずはないんじゃと思って調べたらWRTHではAscension で Short-wave.infoではUAEになってますね。クラブから局に直接問い合わせたところ送信所はAscensionとの事で一件落着。
さて..集計結果は如何に。
結果発表はこちら。じゃ〜ん
堂々世界10位に辛うじて入賞!
賞状と景品のポロシャツが送られてきました。
↓優勝者に贈られるトロフィーかっこいいですね。優勝者はオーストリアの方だそうです。おめでとうございます。
(↑TOP DX RadioclubのFBサイトより引用)
日本でもロケやアンテナが良好な条件であれば十分優勝する可能性はありだと思います。次回は1桁台を目指したいですねえ。皆さんも FB DX!
茅ケ崎 中波DXキャンピング [オセアニア]
先日、戸塚DXersサークル (TDXC) の有志で神奈川県の海岸にて中波DX Pedition を楽しんできました。捉えたデータは参加者の皆さんで現在解析中ですが、朝方にフィリピン方面が爆裂。それを含めて強力に受信できたいくつかの画像をいつものメドレー形式にしてみました。実は私はこのような泊りがけのペディは初体験で、正直これほど強く聞こえるとは思ってませんでした。ただただ驚き...。
受信地 神奈川県茅ケ崎市柳島海岸
DYAB 1512kHz 11-Feb-2019 0457JST
DZME 1530kHz 11-Feb-2019 0456JST
DWNX 1611kHz 11-Feb-2019 0451JST
4QD 1548kHz 11-Feb-2019 0329JST
RRI-Madiun 1008kHz 11-Feb-2019 0158JST
アンテナ: Twisted Double Delta Flag
ラジオウランバートル / モンゴルの声 日本語放送30周年おめでとうございます [アジア]
(久しぶりの新記事です。ご無沙汰しちゃいました)
"Улаанбаатараас ярьж байна - こちらはウランバートル放送局です!"
ついに30周年...第一回目の日本語放送が流れたのが1989年(平成元年!)の1月20日。
残念ながら最近は受信状態が悪く、30周年の記念番組(2019年1月20~22日)を聴いたのは同局のウェブサイトです。「Voice of Mongolia」という曲、なかなかいいですね。放送開始当時のアナウンサーだったボルマさんの思い出レターにも感動です。お元気でしょうか。皆さんの思い出話も楽しいです。ボロルトヤさんの日本語はまったく訛りがないですね。21日の放送では私が受信した第一回目の放送の録音も改めて紹介されました。
因みに番組で紹介された第一回目放送の受信音は、一昨年の弊ブログ記事で公開しているので改めてリンクを貼ります。この日本語放送開始がその後の自分の活動のちょっとしたきっかけにもなっていて(詳細は当時のブログにて)とても思い出深い放送です。
モンゴルの声 日本語課の皆様、改めまして30周年おめでとうございます!
30 жилийн ойд баяр хүргэе!!
今年のハムフェア、そしてローカルミーティング [番外編]
【注:ハムフェアの話ですがアマチュア無線ではなくSWL/BCL/ラジオの話題になります。】
今年もハムフェアの季節がやってきました。2018年8月25-26日の東京ビッグサイト。
昨年同様、日本短波クラブ(JSWC)のブースにて。
アメリカのWinter SWL Fest で使ったQSLカードのポスターを焼き直してブース用に作成。今年のHCJBの1月のQSLカードや先日のTV番組「たけしのニッポンのミカタ」でも使用されたものです。
ブース準備
沢山のお客様!
実はアメリカのとき同様、自分が使っている携帯用ループアンテナをさりげなく勝手に展示してしまうのでありました。下の写真だと細くてわかり難いのですが三角の点線の内側をよく見るとあります。
出張用に持ち歩いているもので室内専用。カメラの三脚に支柱は自撮り棒。上辺はカーテンレールを利用して簡単に分解・組み立てができるようになっています。アンプは 今回 BCL-LOOP Ver.13 を使用。
覗き込む人が結構多くて結局ほとんどの時間、ループアンテナの説明に費やしてしまいました。そのようなわけで今年は他のブースを回る余裕がほとんどありません。
「最近、短波放送聴こうと思ってダイヤル回してもなかなか聞こえないんだよね。どうしてかなあ?」「それ電波の飛びというよりも、みんな短波放送やめちゃってるからなんですよ。」...なんて会話が結構あり。 昔はよく短波を聴いていたよという人々が頻繁に立ち寄られて話し込んでしまいます。
JSWCの講演会(別室)は赤林OMによる「BCLの神様・山田耕嗣さん逝去10周年」の記念講演。そして山田さんがJSWCの会報に執筆されていたエッセイ「今夜は笑いかわせみ」CD版の編集を今回自分も手伝わせていただきました。
さらにイベントステージでは私が中学生時代に愛読していた電波新聞社の雑誌「ラジオの製作」に登場されていた羽根田OMと大橋太郎さん(タロベエさんですよね)による当時の回想。サプライズでJA1-7777高野先生や当時のラジオパーソナリティ(現ジャズシンガー)の青木小夜子さんも登場、私にとっては懐古に浸るハムフェアとなりました。
「秋葉原BCLクラブ」ブースではなんと「BCL of the YEAR 2018」のトロフィーを頂いてしまいました。
さて、今回のハムフェアに先立ち先回の記事にある松本市の「日本ラジオ博物館」で展示されていた「カップラーメンラジオ」に触発され、昨年ニューヨークで記念写真をしてうけた「かおりちゃん麺」のパッケージをとっておいたことを思い出し...
↑ これは昨年のシーンです(ニューヨークにて)
↓ パッケージに市販のDSPラジオキットを組み込み..
かおりちゃん麺ラジオの完成です。AM/FM 2バンド(残念ながらSWは無いですが)。
無事、水田かおりさんご本人に贈呈することができ、FMぱるるんの特設スタジオに飾られておりました。お気づきの方いらっしゃいましたでしょうか。水田さん、このようなマニアにお付き合いいただきすみません。
さてさて、ハムフェアも終わり興奮も冷めやまぬ中、翌週末は私の出身地である新潟県上越市でBCLの集いがありました。群馬県、長野県、そしてもちろん地元上越含めて計7人でラジオを肴にまったり酒飲みです。このような集まりはストレスフリーでいいですね。
自分と同じ世代だけど昔のBCLブームの時は全く興味がなく、無線も何もやってなかったけれどつい最近になって突然短波を聞き始め、受信報告も出すようになったという方が初参加されてちょっとびっくり(貴重)。
自分が1989年に入会していた関東DXersサークル (KDXC) の当時の会報を持参して当時の編集長がノスタルジーに浸っておりました。
上の写真(提供:せきやま☆あすかさん)を英語でツイートしたら、海外からぜひ日本のSWL/DXers ミーティングに出たいという返事をいくつかもらい(それもとても有名な人から)、これまたびっくりしております。何か考えなくちゃいかんか...。
FB DX !
日本ラジオ博物館(松本市) [番外編]
長野県松本市にある日本ラジオ博物館に行ってきました。
所在地:松本市中央2-4-9
川沿いで周りにはお土産やさんが並ぶエリアもありツーリスト向けといった所でしょうか。
入場料は500円。中に入ると展示品の多さにとても圧倒されます。
↓ 戦前、戦時中のビンテージラジオ
↓ 当初はすべて電源は重たいバッテリーのみだったとのこと。
↓ ラジオ申込取次所って....?
なんと当初は受信するのにも政府の許可が必要だったそうです。受信機はいちいち登録制。申請書には形式スーパーヘテロダインなど記載。
こちらは比較的後期のもの
国産FM受信機の一号機だそうです。米国ラジオシャック(残念ながら最近倒産)向けのOEMでブランドはREALISTIC。
テレビもあります(写真は比較的後期のポータブルテレビ)。
世界初の液晶カラーポケットテレビってエプソンが出したんですね。
出た!BCLラジオ!
2階は定期的にテーマを決めて展示する特別ブースで2019年1月11日までは「おもしろラジオの世界」というテーマになっています。
ドリンクラジオとかおもちゃラジオなど。
ペッパー☓☓よ!懐かしいけどこの機種は知らなかった。
写真だけではとても紹介しきれませんが、それにしてもこれだけの博物館が松本にあるとは知りませんでした。恐れ入りました。
日本ラジオ博物館の公式サイトはこちら。
台湾で受信した中波局 [アジア]
先週は出張で台湾に行ってきました。ホテルの部屋の中は短波がノイズで壊滅状態。辛うじて中波は聴こえたのでいつものようにメドレービデオにしました(地元局ばかりですが)。台湾の中波は特に朝方、日本の演歌がよくかけられており何か昭和のようなムードです。華語じゃないと思われる言語は多分台湾語と思われますが、漢字の発音がより日本に近いようですね。天南広播電台は華語と台湾語の二つのIDを比べてみました。周波数の999が何と発音されるか聞いてみてください。
(注)漢字表記は日本式にしました。
受信地:台北
594kHz 復興広播電台 9-Jul-2018 2059UTC (現地時間 04:59AM)
684kHz 漢声広播電台 10-Jul-2018 1300UTC (現地時間 09:00PM)
855kHz 民本広播公司 10-Jul-2018 1259UTC (現地時間 08:59PM)
999kHz 天南広播公司 9-Jul-2018 2159UTC (現地時間 05:59AM)
999kHz 天南広播公司 9-Jul-2018 2058UTC (現地時間 04:58AM)
1350kHz 中華広播公司 9-Jul-2018 2059UTC (現地時間 04:59AM)
1494kHz 国立教育広播電台 11-Jul-2018 0100UTC (現地時間 09:00AM)
(フランス語はおそらくRadio France Internationale の番組)
受信機: Microtelecom Perseus
アンテナ: 一応ループアンテナ (アンプ: BCL-LOOP 13)
↓ 普通にΔ型にループを設置したら中波短波とも全くノイズでだめ。下の写真みたいにこぶし大にぐるぐる巻いたら中波だけはよく聞こえてきたというちょっとよくわからないような状況でした。
プエルトリコで受信した中波局 [中南米]
先週は中米プエルトリコに出張しておりました。プエルトリコはカリブ海の島でアメリカの自治連邦区になります。ニューヨークから飛行機で約4時間、昨年ハリケーンにより大きな被害を受けましたが未だ完全に復旧していないそうです。泊まったホテルのバルコニーにいつもの携帯ループアンテナを設置して夜と朝に受信を試みましたが予想通り(?)短波は不発におわったため、例によって現地中波局をメドレーにまとめてみました。ワンパターンですみません。
↓ こちらはちょっとしたDXingです。
受信地 サンファン
WIPR 940kHz 1-May-2018 0000UTC (受信地の時間 8:00PM)
WSKN 1320kHz 1-May-2018 0000UTC (受信地の時間 8:00PM)
WGIT 1660kHz 1-May-2018 0000UTC (受信地の時間 8:00PM)
WBMJ 1190kHz 1-May-2018 0000UTC (受信地の時間 8:00PM)
WUNO 630kHz 1-May-2018 0900UTC (受信地の時間 5:00AM)
WPAB 550kHz 1-May-2018 0859UTC (受信地の時間 4:59AM)
WIAC 740kHz 30-Apr-2018 2359UTC (受信地の時間 7:59PM)
WCMA 1600kHz 1-May-2018 0000UTC (受信地の時間 8:00PM)
Radio ABC 540kHz 1-May-2018 0959UTC (受信地の時間 5:59AM)
ZBVI 780kHz 1-May-2018 0959UTC (受信地の時間 5:59AM)
National Voice of Bahamas 1540kHz 1-May-2018 1000UTC (受信地の時間 6:00AM)
言語: スペイン語、英語
受信機: Microtelecom Perseus
アンテナ: BCL-LOOP13 スモールループ
インドで受信した中波・短波局 [アジア]
先日仕事で出張したインド・ムンバイで受信した中波・短波局のメドレービデオです。
受信地:インド ムンバイ
All India Radio Asmita Channel 558kHz 18-Apr-2018 2355UTC (現地時間 05:25AM)
All India Radio Samvadita 1044kHz 16-Apr-2018 1630UTC (現地時間 10:00PM)
All India Radio Vividh Bharati 1188kHz 19-Apr-2018 0029UTC(現地時間 05:59AM)
All India Radio West Panaji 1287kHz 17-Apr-2018 1701UTC (現地時間 10:31PM)
Trans World Radio India 882kHz 18-Apr-2018 0000UTC (現地時間 05:30AM)
Sri Lanka Broadcasting Corporation 11905kHz 19-Apr-2018 0229UTC (現地時間 07:59AM)
Bangladesh Betar 7250kHz 18-Apr-2018 1636UTC (現地時間 10:06PM)
言語:ヒンディー語、英語
受信機: Microtelecom Perseus
アンテナ: BCL-LOOP Ver. 13
AIR の局名はヒンディー語では Akashvani (アカシュバニ)という名でアナウンスされています。天の声というような意味だそうです。
12050kHzの放送 (Radio Internationale??) / ナイジェリア向け(アセンション送信) [特定地域向け]
12050kHz 1800-2100UTC (0300-0600JST)はアセンション島送信のRadio Dandal Kura International(最近は組織がRadio Ndarason Internationalに移行中だそうで)とのことですが、番組中の局名がどうも Radio Internationale としか聞こえず、Dandal Kura とか Ndarasonとは言っているように思えないのですが、この Radio Internationale って公式局名なのでしょうか。それとも単に一般名詞の国際放送を意味しているのでしょうか。
下のビデオはスウェーデンのKiwiSDRで受信した放送開始時のところです。(2018年4月7日 0259JST)
自宅のKiwiSDRに切り替えたらとても強く聴こえました。
受信地:新潟県上越市
周波数:12050 kHz
言語:フランス語
受信日:2018年4月7日
受信時刻:0312JST (1812UTC)
受信機:KiwiSDR
アンテナ: Pro-1B ループ
以下は別の日に聴いたジングルっぽい部分。
受信地:新潟県上越市
周波数:12050 kHz
言語:現地語(カヌリ語?)
受信日:2018年4月2日
受信時刻:0444JST (1944UTC)
受信機:KiwiSDR
アンテナ: Pro-1B ループ
同じ日に珍しく英語の番組もやってました。Multi-National Joint Task Force (多国籍部隊?)という団体の番組のようです。
受信地:新潟県上越市
周波数:12050 kHz
言語:英語
受信日:2018年4月2日
受信時刻:0416JST (1916UTC)
受信機:KiwiSDR
アンテナ: Pro-1B ループ
NASWA Winter SWL Fest 2018 (2)、そしてご挨拶。 [番外編]
(先回からの続き)
↑ 初代クイズ王は主催者グループの一人 John Figliozzi さん! おめでとうございます。
さて、フォーラム(講演)も例年通り多彩です。 全部紹介し切れません。
↑ イベリア半島での放送受信事情 (Tracy Wood さん)
↑ 小型 SDRの講演(Dan Srebnick さん)
↑ Jef Eichner さんのループアンテナの講演は今年は Terminated Loop。 フラッグアンテナと同じ様なもの?抵抗を末端につなぐらしいのですが....。
↑ HCJB の DX番組 "DX Party Line" の元ホスト Rich McVicar さんによる TV DXing の話。
↑ SWLing.com のThomas Witherspoon さんはSDRで受信したファイルのアーカイブサイトの紹介。
この講演の直後にハプニング発生。
館内停電!!!
...Winter Storm による強風が原因と思われますがフィラデルフィア地区が広域停電だそうで、復旧の見込み当分なし。 結局ホテルをチェックアウトするまでずっと停電でした(とほほ)。 ホテルは自家発電を作動させ、SWL Fest の会場は最低限の電源は確保されて講演は続行。しかしブース展示の部屋は真暗になり、昼光を取り入れられるロビー広場に移動となりました。 DoubleTree ホテルは中央が吹き抜けの構造になっているのでこのようなとき助かります。
そのようなわけで以下の講演は会場が暗くスライドのみが見えるだけですが..
↑ "Vertual DXpedition" とは、いわゆるリモートアクセスできるSDRで世界各地でSWLができる、というお話です。KiwiSDR の紹介とか....。(Bruce Churchill さん)
↑ QSLカードイラストレータ Jeff Murray さん (K1NSS)のカラフルなスライド講演。
↑ 今年のメインゲスト、アーティストの Amanda Dawn Christie さん。 彼女は Radio Canada International のサックビル送信所の閉鎖をテーマにした、2時間のドキュメンタリーフィルム "Spectres of Shortwave" や、サウンドパフォーマンス "Requiem for Radio" を製作。今回どちらもFestにてフル公開されました。 Requiem for Radio は昨年WRMIなど世界各地の複数の送信所から各パートを同時送信するというユニークな試みもされ、上の写真は日本から受信報告をもらいましたと JSWCブースに寄って下さったときのものです。彼女のパソコンにある受信レポートをちらっと覗いたら、あら..「ラジオの声 (radio_no_koe)」の主さんじゃないですか^^。なおこのパフォーマンスについては主さんのサイト(例えばこちら)に詳しい説明がなされています。
ドキュメンタリーフィルムの Spectres of Shortwave は前半は関係者のインタビューが中心ですが、最後の30分は広大な土地に轟音とともに倒されるアンテナ群の映像が解説もなく延々と続くシーン。 会場は静まり返り、すすり泣く声も...。 Radio Japan (NHK World) もずっとサックビル送信所を使って北米向けに送信していたわけだし、このRCI の閉鎖は数々の波紋を呼んだのでしょうね。
↑ 今年もホスピタリティールームには数々の高性能ラジオが。でも停電により電源が来ていないので開店休業状態。
↑ 「DX」で検索したらこんな写真が出てきたと、わざわざ大きくプリントアウトしてJSWCブースに持ってきた人がいた....。
停電にもめげずに展示場所を移動して続行!
↑ 初代クイズ王のJohnさんと。
↑ 毎回開催される David Gorenさんのホストによる 「Shortwave Shindig」(短波の宴)も今年は非常用電源のもとで。毎度おなじみ Saul Broudy さんによる "Turn Your Radio On" の曲でスタート。
↑ ディナーパーティーの後のお楽しみ抽選会! 今年も数々の賞品が。
↑ 参加5回目にしてついに自分にラジオが当たったぞ~!
ETONの手回し発電型非常用携帯ラジオ。照明付きなので停電したホテルの暗い部屋ですぐに役に立ちました。ある意味もっとも欲しかったものかも。
↑ いつもどおり、大武理事と二人での参加です。
そして日曜日の早朝、停電もまだ復旧しない中ペンシルベニアを後にするのでした。
ごあいさつ☆☆☆
約5年にわたる米国駐在(これで3回目)でしたが、このたび日本に帰国することになりました。このブログを書いている現在は既に日本におります。 新居は東京都内です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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