Radio Northern Europe International の楽しみ方 [ヨーロッパ]
おはこんばんにちは!
Radio Northern Europe International
は北欧ポップスがメインの楽しい放送ですが、さらに受信マニア向けの面白い技術が導入されているので備忘録的にまとめてみました。
※私は技術面は全く疎いのであくまでもちょっとしたご参考程度です。間違いもあろうかと思うので専門家様からのご指摘等歓迎致します。(随時修正更新してゆきます)
SDR (Software-Defined Radio = ソフトウェア制御型受信機)があると便利です。まずはSDRで丸ごと録音(記録)して後からいろいろやってみるのがよさそうですね。
1) モールス信号
オープニングやエンディングで流れるモールス信号....
トツート(R) ツート(N) ト(E) トト(I)
2)RNEI ロゴ
SDRだと開始時や終了時のウォーターフローに局名ロゴが現れます。
下のビデオでは終了間際、ギャーギャー音(後述)の後にモールス信号と一緒にロゴが流れます。なかなかくっきり出すのが難しくてご容赦....
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
3)コムステレオ(Comb Stereo)
RNEIの放送はコムフィルター(くし型フィルター)というもので処理されているらしく、短波なのに受信側でアプリを使うとステレオっぽく聴けます。
必要ソフト:
①Virtual Audio Cable (VAC = 仮想音声ケーブル)(こちらなど)
➁Comb Stereo Pedalboard(RNEI用に設定済のものがこちらのページからダウンロードできます)
SDRの出力(PCの音声)をVACに、Pedalboard のInputをVAC、Outputを外部スピーカーに設定。
Pedalboardの画面 サンプルレートは44100Hzに設定。
実際やってみたところでは、コムステレオにするとガツンと響く音で聴こえる感じです。
詳しくはこちら
4) 文字送信(MFSK64)
最後の曲に被せてピロピロ音が流れますが、これは混信ではなく、MFSK64というモードの文字信号です。アンドロイドにTIVARというアプリを入れてピロピロ音をスピーカーにかざすと、その番組でかかった曲名リストが表示されます。モードをMFSK64に設定して下さい。
TIVARはこちらから。Google Play Store には無いみたいです。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
詳しくはこちらの解説ご参照。
5) 画像表示
最後の曲の後に流れる1分程度のギャーギャー音。
EasyDRFというアプリを使ってこのギャーギャー音をデコードすると.....
EasyDRFのパネル画面。
音声入力(Soundcard)はコムステレオと同様VACを使用するとよいと思います。
パネル右下にSAVEDと表示されたらそのちょっと上のRxFilesのボタンをクリック。
そこに現れるフォルダーのHTMLファイルをクリックすると綺麗なアニメ調のプレゼンテーションが表示されます。
詳しい解説サイトはこちら
こちらはEasyDRFの解説サイト (DRF = Degital Radio Files)