たまには自分で電波でも出してみるか(3) - ARRL 訪問記 [番外編]
このところSWLの記事をサボり気味ですが、ちょっとしたおもちゃを入手したのでそれはまた次回レポートすることにします。
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さて、今回はまたまた無線ネタなのですが、米国アマチュア無線連盟 ARRL (American Radio Relay League - 直訳すると米国無線中継連盟?)を見学訪問したので写真をアップします。
自宅から車でおよそ2時間、コネチカット州ニューイントン (Newington)というこじんまりとした町、さらに普通の住宅地に広い敷地を構えたところにARRLの本部事務所があります。
玄関ロビーがちょっとしたショールームのようになっていて、早速ビンテージの無線機の展示、そしてお土産コーナーも。
受付で記帳したあと、見学ツアーに参加しました。予約なしの飛入りだったのですが、ちょうど案内役の人が待機しており運よく館内を案内してもらえました。因みにツアー開始の時間は決まっており、結構頻繁にやっているようです。 案内担当の方にボランティアですかと聞いたら給料を貰っている職員だとのことでした。私の他に偶然にも日本人2名が参加して3人のツアーです。
壁には見学者用にいろいろ展示してあります。
ご存知QSLビューロー
もちろん昔の無線機の展示も。すごいですね。
因みに中古品の販売はしていません(笑)。
こちらはラボ (SDR!)
連盟の職員のクラブ局 W1HQ
そして、別棟にもう一つの連盟の無線局 W1AW があります。
またの名を The Hiram Percy Maxim Memorial Station (マキシム記念局)
ここでも昔の通信機の展示が。
この設備からCWの定時送信がなされます。
ゲストオペも可能です。平日の10AM-正午、そして1:00PM-3:45PM がゲストオペ時間なので日本向けにはちょっと厳しいかも。
見慣れない通信機が...Rohde&Schwartz のXK-2100L 。 もともとは政府当局用に監視目的で製造されたのもので超高性能だとか。チューニングノブを後付けしたそうです。
D-STAR用にID-1とIC-2820が置いてあります。ちょうどゲストオペの時間帯になったので日本向けにトライしたのですが、残念ながらリピーター (W1HQ) のゲートウェイが不調で日本には届かず。そこで持参していた自前のホットスポットをその場に設置し、リフレクター経由で4局の日本の局と交信できました。 その後急に訪問者が増えて雑談タイムとなってしまい、ゲストオペの時間もいつのまにか終わってしまいました。 リピーター復活後、再度訪問してトライしたいと思います。
ところで写真には殆ど人物が写っていないのですが、職員の皆さんはとてもフレンドリーで...というかとても自然体で話しかけてくれるのがなぜか印象的です。うーん、もともとホビーの世界の職場なのできっとストレスとかがないからなのかな。。ちょっと羨ましい感じでした。
お土産はW1AW の運用証明書と百周年記念コイン!
交信していただいた皆さん、ありがとうございました。
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