GP-5/SSB というラジオ [番外編]
この時期の週末によく地方ハムクラブ主催のFlea Market (蚤の市)がよく開かれます。ビンテージものの無線機とかラジオが並んだり、もちろん新品を販売する業者さんも来ます。その中でたまたまテールゲートで販売されていた業者さんが売っていた小さなラジオを見かけ、衝動買いしてしまいました。 まあ性能に期待するよりはちょっと今までに無いデザインだったのでつい...(笑)。
ラジオの名前は CountyComm というメーカーの GP-5/SSB というものです。名前からしてSSBの受信が得意なのでしょうか。 メーカー(サプライヤー?)のサイトはこちら
単三電池3個込みで重量は198 g の軽さ。 これで150 kHz ~ 30 MHz、FM 87 ~ 108 MHz カバーです。
アンテナは短波とFM用の内蔵ホイップに、中波は脱着式のバーアンテナです。なつかしのジャイロアンテナというよりは、どなたかのご意見どおりMP3レコーダーにステレオマイクを付けた感じですね。
さすがコスト重視の無印刷の箱(笑)。バーアンテナの他にキャリングケースとイヤホン、さらに短波ラジオによくあるワイヤーアンテナ(ロッドアンテナにクリップで繋げられるタイプのもの)が付いてます。
正直なところテンキーが無いので選局は少し大変です。基本的にメモリーに頼る形なのでしょうね。感度は良い感じで、eHam.net サイトのレビューもなかなか良いようです。 音もこれがまた意外に良く、そして電池の持ちが抜群にいいです。
そう、難点は外部アンテナ端子が無いこと。 ロッドアンテナにつなぐワイヤーアンテナは付いているのですが少し不便ですね。 試しにバーアンテナを差し込むジャック(本来はMW用)にアクティブスモールループをつないでみたのですが、短波はノイズが増えるだけです。 念のため MFJ-956 のようなカップラーを介してつないでみたら、これが結構いけることがわかりました。 (注: このやり方は本機のマニュアルに基づくものではなく、また内部の回路を確認しておりません。各自で同様な実験をされる場合は責任を持ちませんのでご注意ください)
今では大抵の場合、影山さん開発のプリセレクター(少し自分でアレンジ。こちらでも使用)を使っています。 これによりループアンテナの効果がばっちり得られるようです。 インピーダンスの整合の関係なのでしょうか。
下のビデオは 6145kHz の Mighty KBC を受信中。 アンテナは室内AAA-1Bループ。
↓ SSBで放送していたWJHR (15555kHz)を聞いてみましたが、やはりSSBはボタン一発でチューンしてくれるようです。BFOピッチの微調整もできます。
ラジオのある生活....
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