今年のNASWA Winter SWL Fest (2) [番外編]
(先回からの続き)
講演後に声をかけて来た人の中にとても日本びいきの人がいて、自分は乾電池は日本製のものしか買わない、ICF-2001 はとてもよいラジオだった、 マツシタのラジオはフロントのロゴを National から National-Panasonic に変えてその後 Panasonic にしたが知っているかとか、とても詳しくて驚きました。
ディナー講演でも演者のThomas Arey 氏 (ARRL) が過去に使った受信機の回想をされたのですが、ほとんど日本製です。 日本の受信機メーカーの技術者の方が来て 「日本製の受信機はなぜ性能が良いのか」 というテーマで講演すれば会場は絶対満席だと思います。 どなたかやっていただけないでしょうか (必要ならば通訳は私がやってもいいので笑)。
他のフォーラム講演は今回あまり聴けなかったのですが、テーマを見ると送信所訪問記、RTL-SDR によるVHF 帯受信の楽しみ方、インターネット放送の面白い局あれこれ(これが結構人気)、デジタルモード受信、FM局DXing、パイレート局、乱数放送、と短波に限らずとても多岐に渡っている気がします。 多分日本も同じようにいろいろなやり方で楽しんでいると思うのですが、こうした楽しみをシェアする場がもっとあるといいのでしょうね。 実は今回 「日本でこのような催しはないのか」 とかなり頻繁に聞かれました。 考えてみれば全国レベルのものはハムフェアぐらいでしょうかね。 一度このような「合宿形式」のものを考えてみるのもいいですね。(...そういえば昔やってませんでしたっけ?)
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さて...
今年の日本ブースはいつものJSWC会報、NHK World のスケジュールと絵葉書のほか、TDXC の Propagation 誌、せきやまさんの「BCLは趣味の王様」 誌、そして影山さん、橋本さんのアンテナ関連デバイス群を所せましと並べました。 ラジオホビーのジャパンパワー炸裂(笑)。 いろいろ並べてあるおかげで、え~これなにと皆さん寄ってきます。
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隣の人もミニホイップあげてる。
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VOA Radiogram でおなじみの Kim Elliott さん。 文字放送は現在中国語も流れていますが、日本語も可能なので誰か原稿つくってくれないかなぁとおっしゃってました。
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こういう談笑の場っていいよね。
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今年のサイレントオークションは規模拡張。
なんか各局の専用受信報告書の詰合せセット(笑)があり、とても新鮮に見えてしまったので1ドルでゲットしてみた。 ラジオ・ピョン〇ンのもある....。
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ディナーのあとのお楽しみ抽選会。なんと特賞はICOM の IC-7300! あれ、これってハムのミーティングだっけか(笑)。
IC-7300は俺がいただきだぁ!と Dan Robinson さん(抽選前)。 ちなみにダンさんは昨年パナソニックの百万円ラジオをホスピタリティルームに持ってきて皆さんをびっくりさせました。
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特賞おめでとうございます!
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ホスピタリティールーム。 今年もジャパン製受信機が...
ベランダにはWellbrook。
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金曜夜は David Goren 氏のホストによる Shortwave Shindig のライブ!
"Shindig" とは聞き慣れない言葉ですが日本語では「どんちゃん騒ぎ」 というような意味です。 夜中の1時までという長丁場。 今年はNY のコミュニティ局 Wave Farm Radio (WGXC) が協賛。 短波 (WRMI) は残念ながらコンディションが悪かったみたいですね。 ストリーミングで聴けましたでしょうか。 下のビデオはオープニングの場面です。 IS はいろいろな局のパロディっぽいですが最近放送をやめたあの局のもあってちょっと胸が痛い。(ビデオは 7 分と長めです)
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大武理事と主催者の Richard Cuff 氏。 トーキョーハムフェアにも来てくださいませ。
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そして...ちょっぴりですがまだ次回に続きます。
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